お悩みの症状|前田矯正歯科クリニック|港南台駅近くの矯正歯科 - 横浜市

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お悩みの症状

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歯に悩む女性

上顎前突(じょうがくぜんとつ):上の歯が出ている

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の歯が前面に傾斜して生えている状態です。または下の歯全体が後ろに位置することでも相対的に上の歯が出ているように見えます。この状態ですと、口が閉じにくい、前歯で噛みにくいことに加え、前歯で唇を咬んでしまったり、顔を強打したときに歯が折れやすくなったりします。

原因
  • 骨格的な要因
  • 前歯の傾き
  • 5歳を過ぎての指しゃぶり
  • 舌を突き出す癖
  • 口呼吸 など
治療方法
前歯を後ろに下げるスペースが必要になるため、抜歯をして歯を移動することもあります。移動量が大きい場合などは、ヘッドギアやインプラントアンカー(顎の骨に一時的に小さなネジを入れて歯を動かす支えとして使う)の併用も検討します。

下顎前突(がかくぜんとつ):受け口、反対咬合

下顎前突(がかくぜんとつ)

上の歯より下の歯が前に出ている状態です。上の顎が小さい、もしくは下の顎が大きいことで起こります。食事や発音に影響が出ることも多々あります。

原因
  • 舌で下の歯を内側から押すなどの癖
  • 機能的な要因(噛むときに上下の歯が当たるので、下顎を前に出してしまう)
  • 骨格的な要因 など
治療方法
機能的な要因による反対咬合であれば、多くの場合矯正治療のみで正常なかみ合わせをつくることが可能ですが、骨格的な要因が大きい場合は外科手術を併用した矯正治療を検討することもあります。舌の癖がある場合、とくにお子様では、まず反対咬合を治してからトレーニングなどにより舌位の改善をはかります。

開咬(かいこう):前歯が咬み合わない

開咬(かいこう)

奥歯が噛んでいても前歯が咬み合っていない状態のことです。発音しにくい、前歯でものを咬み切りにくいといった問題を生じます。舌の癖や指をしゃぶる癖が原因で起こることもあります。

原因
  • 口呼吸
  • 5歳を過ぎての指しゃぶり
  • 舌を前に突き出す癖
  • 骨格的な要因 など
治療方法
舌の癖がある場合はまず癖へのアプローチが必要になります。奥歯を顎の骨に埋まる方向に動かす(圧下)必要がある場合はインプラントアンカーを使用すると効果的です。前歯を伸び出す方向に動かすために顎間ゴム(矯正装置に装着するゴム)を使用いただくこともあります。

叢生(そうせい):歯がでこぼこに並んでいる

叢生(そうせい)

歯がでこぼこに並んでいる状態のことをいいます。典型的な状態は、八重歯です。見た目を気にしてコンプレックスを抱く原因になります。上下の歯が十分に咬み合わないことが多く、歯が重なりあっている部分は歯磨きがしにくくプラーク(歯垢)が残り、虫歯や歯周病になりやすい状態です。

原因
  • 顎の大きさと歯の大きさの不調和(顎が小さい、歯が大きい)
  • 歯の位置異常 など
治療方法
軽度のでこぼこであれば顎を広げることできれいに歯を並べることができますが、でこぼこの程度が大きければ、歯の数を減らして(抜歯)残りの歯をきれいに並べる場合もあります。

過蓋咬合(かがいこうごう):上の前歯が下の歯に大きく被さっている、かみ合わせが深い

過蓋咬合(かがいこうごう)

上の歯が下の歯を覆ってしまうように深く咬んでいる状態をいいます。下の前歯が上顎の歯肉にくい込み、痛みや炎症を生じていることもあります。前歯で食事がしづらく、奥歯の負担が大きくなるため、奥歯が痛くなったり割れたりするリスクが高い歯並びと言えます。笑った時に、上の歯肉が沢山露出するガミースマイルとなることが多い咬み合わせです。

原因
  • 上顎と下顎の大きさの不調和(下顎が小さい)
  • くいしばり
  • 前歯の内側への傾斜 など
治療方法
成長期であれば取り外しの機能的矯正装置で、下顎の成長を促す治療が有効です。
大人の場合には、上下の前歯を顎の骨に埋まる方向に動かして(圧下)症状を治す必要があるため、歯根損傷のリスクが増加します。

空隙歯列(くうげきしれつ):すきっ歯

空隙歯列(くうげきしれつ)

歯と歯の間に隙間ができている状態です。これは顎の骨の大きさに対して歯が小さく生えてしまうことが原因です。隙間から息漏れが生じるのでサ行・タ行・ラ行の発音が悪くなります。

原因
  • 顎の大きさに対して歯が小さい
  • もともと歯の本数が少ない
  • 前歯が前方に傾斜しすぎている
  • 舌を前に出す、ふだん口をあいているなどの悪習慣
  • 歯周炎 など
治療方法
矯正治療で、歯と歯の間の隙間を閉じることも可能ですが、全部を閉じることが難しい場合は、人工の歯を入れる治療を併用する必要があります。前歯の隙間だけでほかに問題がなければ部分矯正も適用できます。
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