顎関節症学会
- 2016年7月31日
- すきっ歯(空隙歯列)
先日(7月17,18日)、箱根湯本で顎関節症学会がありましたので、行ってきました。この学会は、顎関節症の診断、治療について系統だったガイドラインを出しているので、非常に参考になる情報が得られます。診査、診断がまず重要ですが、海外に比べ、日本ではCT(CBCT)やMRIなどの画像診断が比較的容易にできるので、それを前提にした診断方法が、今後もっと標準的な手段として確立してくると思われます。治療法としては、筋肉のストレッチや開口訓練など整形外科の理学療法的なアプローチが一般的な治療法として提唱されています。実りある学会でした。